Simeji(日本語入力キーボード)は、フリック入力に対応し、使いやすさに定評のあるAndroid向けの日本語入力アプリです。最初のリリースが2008年11月と、Androidアプリとしてはかなり早い時期に登場しています。その後も改良が着々と重ねられ、フリック入力をはじめとする操作性と動作の軽快さから、多くのユーザーによって利用されています。Android端末の標準キーボードが使いづらい、というAndroid初心者にもおすすめです。
Simejiはバックグラウンドで動作し、文字入力が必要な時だけ画面に現れます。表示されるキーボードは、日本の携帯電話に多く採用されている「10キー」と同じ配列です。例えば「そ」の文字を入力するには、キーボード上の「さ」に触れて指を少し下にずらします。すると「さ」のボタンの下に「そ」の文字が現れます。従来の携帯電話と比べて入力回数が少ないため、慣れてくると文字入力が素早くできるというメリットがあります。
とはいえ、従来の携帯電話と同じ「10キー入力」を使いたい場合もあるでしょう。Simejiでは、設定メニューを変更することで、従来の携帯電話と同じボタン操作に切り替えることが可能です。また、QWERTY方式のフルキーボードを利用して、ローマ字入力を行うことも可能です。いずれの方法でも、入力中には変換候補が表示され、選択された候補は次回から優先的に表示されるのも嬉しいところです。
Simejiは従来の携帯電話と同じボタン操作に切り替えた場合、タップが速過ぎるとボタンが反応しないことがあります。タッチスクリーンに表示されるボタンと実物のボタンの違いが、タップの反応速度に現れていると言えます。そのため、使い慣れた携帯電話と同じ感覚で操作しても、思うようなスピードで入力できない可能性が高いでしょう。
Simejiは、フリック入力の他、携帯電話の10キー入力、QWERTY配列のフルキーボード入力に対応した、Android向け日本語入力アプリです。
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